MOS BURGER MOS BURGER

マテリアリティ1 健康に寄与する食の提供

モスでは創業以来、栄養バランスの良い食事をとることで病気の予防や改善につなげるという「医食同源」の考え方を大切にしてきました。おいしさはもちろんのこと、お客さまの健康にも責任を持って商品を展開するとともに、食の楽しさも提供していきます。

SDGsへの貢献

環境認識とリスク・機会

環境認識

バランスのとれた食事や食を見直すライフスタイルなど、健康志向の高まりが更に加速しています。また、食品衛生法の改正により、2021年6月から飲食店に対しHACCP※1が完全義務化されました。新型コロナウイルス感染症の影響もあり、食品衛生に対する社会的な要請やお客さまの意識も変化してきています。
加えて、多発する異常気象や気候変動により、主要原材料の生産量の減少なども考えられ、持続可能な調達の実現が重要な課題になっています。

  • ※1 HACCPとはHazard Analysis and Critical Control Point (危害分析に基づく重要管理点)の略で、おもに食品工場の製造工程などにおける衛生管理の手法です。

リスク・機会

リスク 機会
• 主要原材料の調達における競争激化
• 食品衛生法違反による店舗営業停止
• 健康阻害イメージ(高カロリー、塩分過多など)による敬遠、お客さま離れ
• 食品事故によるお客さま、社会からの信頼喪失と企業価値の低下
• お客さまの生活様式・価値観の変化に対応できなかったことによる機会喪失
• 健康志向商品の販売拡大
• 安全で安心できる商品提供によるお客さまと社会からの需要拡大
• 商品の差別化による企業価値の向上

モスグループの取り組みとKPI(目指す姿)

健康志向

「医食同源」の考えのもと、1日に必要とされる野菜摂取量350g※2を意識した商品開発に取り組んでいます。モスバーガーで使用される生野菜はすべて国産で、全国約100産地の生産者に加え、7社のモスファームと協力し合い、おいしくて安全な「モスの生野菜」をお客さまに提供しています。2020年度は新たに「モスファーム広島」を設立しました。また、コロナ禍におけるモスの協力農家の支援策として、野菜と果物のインターネット販売「農家さんお助け野菜セット」の企画及び販促支援を行いました。今後も、生野菜の安定調達の強化に向けて全国の生産者との連携を進め、こだわりの「モスの生野菜」をふんだんに使用した健康志向の商品を提供していきます。

  • ※2 「健康日本21」(厚生労働省)に定める成人1日あたりの野菜の平均摂取量の目標値。

食品安全

モスでは、HACCPに準じた衛生管理に加え、独自の食品安全マネジメントシステム「モス食品安全基準」を構築しています。同基準は、モスバーガーが40年かけて培ってきたこだわりやノウハウを活かしたうえで、「おいしさ」と「安全」を両立できるように定めた食品安全のための仕組みです。この基準を遵守し、HACCP教育を受けた指導員による店舗総合衛生監査の実施と全店適合を維持することで、安全・安心でおいしい商品をお届けします。

食の楽しさの提供

モスバーガーでは、2002年から「低アレルゲンメニュー」の販売を開始し、“モスの菜摘”や「ソイパティ」シリーズと次々に幅広いお客さまに向けた商品展開を進めてきました。2020年度は、原材料に動物性食材や五葷(ごくん)※3を使用しない環境と身体にやさしい“グリーンバーガー”を、一部店舗を除く全国で販売。これらの多様性対応商品の総売上が約8億円、総販売数は約200万食となりました。今後も食物アレルギーや健康志向などさまざまな事情・志向があるお客さま同士が、安心してともに食事を楽しめる場を提供することを目指して、多様性対応商品の提供を続けていきます。

  • ※3 五葷(ごくん)とは仏教における臭気の強い5種の野菜(ねぎ、らっきょう、ニラ、にんにく、たまねぎ)のことです。