取引先とともに

公平な取引はもちろん、おいしく安全な原材料を安定的に供給できる仕組みの実現のため協働しています。

モスグループCSR調達方針

私たちは、モスグループの事業活動を支えるすべての取引先とともに持続可能な社会を実現するため、自然資源の持続可能性と事業活動の継続的発展の両立を目指すCSR調達を推進するとともに、記載の方針を取引先に対しても求めていきます。

  1. コンプライアンスの遵守
    私たちは、法令や社会規範、商習慣、社内規定などを遵守し、良識ある調達活動を実践します。
  2. 安全・安心と品質の確保
    私たちは、「モス食品安全基準」に準拠し、食品の「安全」「安心」の確保をめざした調達活動を推進します。
  3. 公正・公平な取引
    私たちは、公正・公平な取引で相互に発展する調達活動を実践します。
  4. 人権・労働への配慮
    私たちは、「モスグループ人権方針」に準拠し、人権・多様性を尊重した労働環境に配慮する調達活動を推進します。
  5. 環境への配慮
    私たちは、「モスグループ環境方針」に準拠し、持続可能な社会作りに貢献した調達活動を推進します。

信頼できる食材の調達のために

「モスの生野菜」の調達

店舗で使用される生野菜は、農薬や化学肥料の使用に関して継続的に削減する姿勢を持つ生産者により、117産地で育てられています。GAP※指導員資格を持った本社メンバーによる農場の管理状況確認では、野菜に込められた想いを理解するとともにモスの理念を産地に伝えるための生産者との対話を大切にするなど、おいしくて安全な野菜づくりに向けた取り組みを行っています。
また、「モスの生野菜」を店舗メンバー自らが近隣の契約農家で収穫体験し、地元の野菜を使った限定商品の提供などを行う「モスの産直野菜フェスタ」や県内の協力農家から届いた野菜を使って限定商品を販売する「モスの県産野菜フェスタ」を毎年実施しています。生産者の協力により成立するこの取り組みは、産地と地域のお客さまをつなぎ続けています。

  • ※ GAP(Good AgriculturalPractice:農業生産工程管理)農業において、食品安全、環境保全、労働安全などの持続可能性を確保するための生産工程管理の取り組みのことです。

モスファーム

店舗で使用する生野菜の安定調達の強化を目指し、2006年から農地所有適格法人「モスファーム」を地域の生産者と共同で設立・運営しています。北海道から熊本までのモスファーム7社では、トマトやレタスを中心に栽培。周辺地域の契約産地とも連携し、生産技術を向上するための勉強会の実施や耕作放棄地の有効利用、新規就農者支援など、日本の農業がかかえる課題にも取り組んでいます。

持続可能な調達のために

モスグループにおけるCSR調達活動の推進

2021年度より毎年、グループ全体のサプライチェーン上のCSRリスクを効率的・効果的に低減することを目指し、食材及び容器・包装資材の取引高全体の90%以上をカバーする主要な取引先に対し、CSR調達アンケートを行っています。CSR調達方針だけでなく、環境方針や人権方針への理解と順守をお願いし、継続的な連携を図っています。
今後も商品・サービスの安全や、社会問題、環境問題に配慮した責任ある調達の推進にむけて、サプライヤーとの関係性の強化に取り組んでいきます。

「モスライブラリー」プロジェクト

「モスの紅茶」の産地であるスリランカの茶園の中には、茶摘みに従事する方々の子どもたちが通っている学校が10校あります。都市部の学校に比べ国費による支援が少なく、山岳地域のため物資も少ないことから、茶摘みさんたちに感謝し、応援する目的で、毎年2校を選んで各校100冊の図書や教材を寄贈する「モスライブラリー」プロジェクトを2018年度から開始しました。
今後も支援を継続し、「モスの紅茶」をさらに広めていく考えです。