MOS BURGER MOS BURGER

IRメッセージ

代表取締役社長 中村 栄輔

モスグループの2018年3月期の上半期は、売上高359億26百万円(前期比0.4%増)、営業利益23億24百万円(同17.2%減)、経常利益24億47百万円(同15.6%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益15億54百万円(同17.5%減)と、増収減益となりました。業績予測に照らし合わせると、売上は未達ながら、利益では計画を達成しています。

上半期をふり返って

2016年2月に発表した中期経営計画では、「差別化」「地域密着」を基本戦略とし、その上に「おいしさ」「安全・安心」「多様化」「利便性」「店舗体験価値」「輝く人」という6つの柱を据えています。この中で最も大切にしているのが「おいしさ」であり、モスグループが絶対に譲れない価値です。そこで45周年スローガンとして「日本のハンバーガーを、もっとおいしく。」を掲げ、その一環として、定番商品である「モスバーガー」と「テリヤキバーガー」をリニューアルしました。全粒粉を配合した新しいバンズや、それにあわせたソースの変更など、新定番はご好評をいただき、上半期の増収の一因となっています。

また9月からは、「ご当地創作バーガー決戦」として地域密着キャンペーンを開催しました。これは地域の名産品やおいしいものを、モスがハンバーガーにしてご提供するというものです。全国のお店からアイデアを募ったところ1,122件の応募があり、その中から4つを商品化しました。それにともない、そのご当地バーガーに縁の深い地域の市長や県知事を表敬訪問したほか、名古屋ではキャンペーンにあわせて名古屋城やその周辺の清掃を行いました。清掃活動は、お世話になっている地域に貢献できることとして、各支部が率先して行っている活動のひとつです。

お店からのアイデアをもとに本部がご当地バーガーを商品化したり、各支部が主体的に地域への貢献方法を考え、実行に移していることは、フランチャイズシステムをとっているモスの強みの表れです。本部と加盟店とが手をとりあって、「差別化」と「地域密着」を進めています。

モス流のコーポレート・ガバナンスを目指す

現在の中期経営計画は、モスグループが発展を続けるための足場づくりです。下半期も継続して計画を推進しながら、他社と差別化できるおいしい商品のご提供に注力していきます。さらに今後は、コーポレート・ガバナンスをより強化するために、経営と業務執行の明確化など、長期的に企業価値を向上させるための組織運営の在り方を明確にしていく必要があります。その際に重要なのは、世にならって形を整えることではなく、「モスとして」きちんと機能するガバナンス体制を構築することです。会長の櫻田が18年間代表をつとめたなかで、株主の皆さまとも自由に意見交換できる関係性を築いてきました。「株主総会とはこうあるべき」ではなく、モスと株主の皆さまにとって何が最良かを見極めたうえで、現在の株主総会のスタイルができあがっています。このような「モス流」を、ガバナンス面でも追求していきたいと考えています。

最後に、私が創業者から学び、大切にしている言葉をご紹介します。創業者である櫻田慧は、「嘘をつくな、約束を守れ、でたらめをするな、ごまかしをするな、人を裏切るな」と、さまざまな場面で語りました。これがモスのDNAとなっています。私は今、この言葉を「正直に話そう、約束を守ろう、丁寧に仕事をしよう、誠実に仕事をしよう、信頼に応えよう」と読み替えて、モスの仲間たちに伝えています。モスがなぜ、ステークホルダーから愛され、信頼されているのか、それはこの言葉を拠り所とする“人間力”にあると思います。モスに関わる一人ひとりの“人間力”こそが、モスの最大の強みです。今後のモスグループに、ぜひご期待ください。

株式会社モスフードサービス
代表取締役社長

中村栄輔