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IRメッセージ

代表取締役社長 中村 栄輔

Q.2017年度の営業状況をご説明ください。

A.2017年度の連結業績は、「売上高713億円」「営業利益37億円」「経常利益39億円」「親会社株主に帰属する当期純利益24億円」と、概ね、期初の計画通りの着地となりました。

業績に大きな影響力を持つ国内モスバーガー事業の営業状況は、客数は前期を下回ったものの、客単価の上昇がそれをカバーし、既存店売上高は0.3%のプラス成長を維持しました。一方、店舗数においては、新規出店の遅れと閉店の増加により、純減となりました。次の成長への過渡期と捉え、加盟店オーナーの後継者育成や社員独立など、世代交代のスピードアップを図っていきます。

商品施策では、定番商品のリニューアルとして、全粒粉を配合した新たなバンズを開発したり、創業期からの人気商品「モスバーガー」や「テリヤキバーガー」のソースを改良し、「もっとおいしく」を追求しました。下期からの「ご当地創作バーガー決戦」による地域密着キャンペーンでは、「名古屋海老フライバーガー」が2週間で約100万食を売り上げるなど多くのお客様のご支持をいただきました。こうした取り組みが奏功して、ファミリー客の増加などによる客単価の上昇につながったものと捉えています。

中期経営戦略 全社ミッション/長期経営目標

Q.3ヵ年の中期経営計画の進捗はいかがですか?

A.モスグループは現在、2018年度を最終年度とした3ヵ年の中期経営計画を推進し、重点テーマとして国内モスバーガー事業「既存店売上(前年比)101%を達成し続ける」、海外モスバーガー事業「400店舗を目指し、成長エンジンとなる」、新規事業「第2の柱をFC展開する」に取り組んでいます。

計画2年目となった2017年度は、前述の通り国内既存店の売上前年比は100.3%にとどまり、その前期(2016年度)は100.0%だったため、最終年度における必達を期しています。引き続き、店長やスーパーバイザーの人材育成に努め、現場の活性化を促進しつつ、キャスト採用支援サイト「リクモス」などを通じて加盟店サポートを強化し、既存店売上高の拡大を図ります。

海外400店舗体制に向けた取り組みは、計画期間中の目標として374店舗を目指しており、今のところ着実に進んでいます。各国における出店規模の拡大のみならず、利益成長につながる店舗の質的向上を追求していく考えです。

新規事業については、フードコート向けの本格パスタ専門店「ミアクッチーナ」において、「イオンモール橿原店」の運営を直営店からグループ会社である株式会社モスストアカンパニーに移管いたしました。このことによりFC化に向けた検証を進めております。それ以外の業態については、引き続きブランド育成に注力し、成長の種まきを進めていきます。

Q.「モスバーガー」の強みと価値提供についてご説明をお願いします。

A.コンビニエンスストアや海外チェーンの参入により、ファストフード業界の競争環境は、近年ますます激しさを増しています。その中で優位性を発揮できるモスグループの一番の強みは、想いが見える野菜などを店舗で仕込み、注文をうけてから調理する「できたて」のおいしさに他なりません。そして、安全・安心の確保を徹底し、栄養成分や原産地などの詳細な情報をお客様に提供することによる食材への信頼感と、高いサービス品質がもたらす快適で楽しい店舗体験が、大きな差別化要素になり得るはずです。

モスグループでは、スタッフ一人ひとりの仕事を通じて、強みにさらなる磨きをかけながら、その価値をより多くのお客様にわかりやすく、しっかりと伝えていくために、アプローチの手法なども工夫していきます。

また、地域のご当地名物を使った商品づくりなどを通じて、新たな価値の提供とともに地域への貢献を果たしていきたいと考えています。

Q.2018年度の見通しをお聞かせください。

代表取締役社長 中村栄輔

A.2018年度は、「売上高720億円」「営業利益38億円(営業利益率5.3%)」「親会社株主に帰属する当期純利益25億円」「連結ROE 5.1%」の達成を見込んでいます。その前提となる国内既存店売上高の成長と海外における出店拡大を確実に果たすべく、グループを挙げて取り組んでいきます。

モスグループ創業者の櫻田慧は、販売する商品を「作品」と呼び、お客様に満足していただくためのものづくりとして、おいしさを追求し続けてきました。その想いをDNAとして受け継ぎながら、事業の持続的な成長・発展を目指し、世界中のお客様に食の喜びをお届けしてまいります。

株主の皆様におかれましては、今後ともモスグループへのご支援を賜りますようお願い申しあげます。

株式会社モスフードサービス
代表取締役社長

中村栄輔