モスバーガーでは、食物アレルギー症状を引き起こしやすいものとして加工食品で表示が義務づけられている特定原材料8品目（卵・乳・小麦・えび・かに・そば・落花生・くるみ）を原材料に使用しない「低アレルゲンメニュー」を販売しています（一部店舗除く）。
「アレルギーを持つお子さまがいる家庭でも、安心してハンバーガーを食べていただきたい」という思いから2002年に低アレルゲンメニューを初めて導入しました。以来、改良を重ね、2017年からは提供方法を変更し、加熱した商品を袋のままご提供することで、店内でのアレルゲンの意図しない混入を防ぐ工夫をしています（加熱のため袋の一部をカットして提供）。
お客さまとともに
真心をこめたサービス、抜群においしく高品質な商品、清潔なお店と人柄、を基本にもっと便利に、健康に、といった声に耳を傾けています。また、商品に関する情報を積極的に発信するとともに、お客さまの声を商品の改良や営業活動の改善に活かし、企業経営に反映させてまいります。
安全・安心のために
モス食品安全基準
モスグループの食品安全管理体制の強化を目的に、飲食店HACCP※の仕組みに基づいたモスバーガーの店舗や社風に合った独自の食品安全マネジメントシステム「モス食品安全基準」を構築しています。この基準に沿って適正化を進め、原料の生産から最終消費者まで、食品のあらゆる工程での安全管理に努めています。
- ※ HACCPとは、事業者自らが食中毒や異物混入などの危害要因（ハザード）を把握し、原材料の入荷から製品の出荷に至る全工程の中で特に重要な工程を継続的に監視・記録する衛生管理の手法です。
株式会社エム・エイチ・エスによる店舗衛生監査
グループ会社である株式会社エム・エイチ・エスでは、お客さまに安全・安心をお届けするために、モスグループ店舗の衛生監査に取り組んでいます。衛生監査はHACCPコーディネーター資格を取得し、飲食の現場にも精通した衛生指導員が、直接店舗に赴き改善提案などを行っています。
食物アレルギーに配慮したメニューの提供
栄養成分・アレルギー・主要原産地情報の提供
モスバーガーでは、公式サイトで商品の栄養成分情報、アレルギー情報、主要原産地※情報を開示しています。また、店舗のPOSレジでもこれらの情報をレシート用紙に印字してお渡しすることができます。
- ※ 農林水産省「外食における原産地表示に関するガイドライン」に準拠
お客様相談室
お客様相談室では、電話やメール、お手紙などを通じてお客さまからのご意見やご質問を承っており、速やかかつ的確にお応えできるよう心がけています。また、お客さまの自己解決をサポートするため、公式サイトの「よくある質問」ページも充実させています。いただいたお客さまの声・ご意見は各担当部署や店舗に伝えています。店舗メンバーに対しても、毎月発行の「お客様相談室だより」にご意見を掲載することで情報を共有し、グループ全体での改善やサービスの向上につなげています。
2022年は、お客さまの声を分析したVOC会議動画のグループメンバーへの共有や、電話オペレーターを対象にした研修の実施などにより、品質の強化を図りました。今後も、お客さまの声を大切にし、新しい試みに取り組みながらさらなるサービス向上を目指していきます。
快適・便利のために
キャッシュレス決済選択肢の拡大
モスバーガーでは、これまでキャッシュレス決済の選択肢を広げるため、プリペイドカードの「モスカード」や各種電子マネー、「Visa」「Mastercard」などの国際カードブランドのクレジットカード決済を導入してきました。現在は「d払い®」「auPAY」「PayPay」「メルペイ」「J-Coin Pay」「ゆうちょ Pay」「Alipay」「WeChat Pay」などのバーコード決済にも対応しています。こういった決済手段の多様化に対応することで、お客さまの利便性をさらに向上させます。併せて金銭授受や注文受付を簡便にする、セミセルフレジの導入・拡充やフルセルフレジの実験を行っています。
簡単・スピーディかつ衛生的な非接触型決済は近年特に需要が高まっており、今後もお客さまにとって安全・安心で便利なサービスの導入を進めていきます。
モスのネット注文
「モスのネット注文」は、スマートフォンやパソコンから事前にお近くのモスの店舗に注文ができるサービスです。ご自宅やオフィス、外出先からでも手軽に利用でき、お店で待たずに受け取れるため、お客さまに好評です。需要に合わせて、マスタード抜きなどご希望に合わせたカスタマイズを選択できる「特注機能」や各種クレジットカード、ｄポイント利用などの「決済機能」など順次追加し、利便性を高めています。また、クリスマスのモスチキンや福袋などの事前予約にも対応をしており、さらなるサービス向上を進めています。
フードデリバリーサービス
モスバーガーでは、Uber Eats（ウーバーイーツ）・出前館「シェアデリ」・Wolt（ウォルト）をはじめとする外部のフードデリバリーサービスとの連携を強化しています。フードデリバリーサービスとは、店舗に代わり配達パートナーが商品を届けてくれるサービスで、お客さまは自宅などから簡単にデリバリーサービスを利用することができます。フードデリバリーサービスは、2018年の京都、大阪、名古屋、福岡でのテスト導入を皮切りに、対象店舗を徐々に拡大しサービス対応店舗は約700店舗となりました（2023年3月末時点）。昨今のテイクアウト・デリバリーサービスの需要急増に対応し、お客さまと店舗をつなぐインフラとして重要な役割を果たしています。今後もフードデリバリーサービスのサービスエリア拡大に合わせて導入地域、対応店舗を増加させていく予定です。
モスカード
モスカードは、全国のモスバーガー、モスバーガー＆カフェ、マザーリーフのお店で使えるプリペイドカードです。
カードをお持ちの方がご利用いただける「モスカードプログラム」ではご利用実績に応じた特典を提供しています。
また、スマ―トフォンアプリと連携した「モバイルモスカード」など、順次サービスの拡充にも努めています。